息子のこと

2008年9月 1日 (月)

息子のリハビリスタート

スホーツ整形外科の2階のリハビリテーションルームに初めてはい

った。

私は思わず、心の中で「お~、なんか凄いところにきてしまったみ

たいだぞ・・・」とつぶやいてしまった。

息子はキョトンとして、キョロキョロしていたが・・・

広々としたリハビリールームの中に、理学療法士、トレーナーと、

名札をつけたスタッフがたくさんいた。

リハビリ中の患者さんもたくさんいた。

ここでは、本格的なリハビリテーションに力を入れていることが、

随所に窺われた。

最初は、理学療法士の診察だった。

理学療法士の方が、息子に質問しながら、肩を押さえたり、いろ

いろな動作をさせて、左肩の痛みの有無や程度を確認しては、

シートに記入している。

ふと、そのシートを見ると、診断名「左肩肩関節周囲炎」と書かれ

ていた。

これが、精密検査結果の正式診断名のようである。

息子が、「初めて痛みが出たときは、アーチェリーの矢を射ろうと

して弓を構えても、左腕がブルブル震えて弓を支えていられなか

った・・・etc.」といったことを話しているのが聞こえる。

アーチェリーの弓の構え方のポーズをとって見せたりもしている。

ひととおりの検査を終えて、理学療法士から詳しい説明があった。

肩関節の模型を見せてくれながらの、実に丁寧な説明で感心して

しまった。

・肩関節には、インナーマッスルといって関節に直接くっついて関節

 の動きを支えている筋肉と、関節に直接くっついてはいない外側

 の筋肉がある。

・画像で白く見えた、炎症が認められていたのは外側の筋肉。

・アーチェリーで矢を射る動作をする際には、左肩は重たい弓を支

 え続けているため、その間中、インナーマッスルにはかなりの負担

 がかかっていることになる。

・まずインナーマッスルが負担に耐えかねて、つまりは「使いすぎ」

 で炎症を起こしてしまった。

・それでもアーチェリーを続けていたため、さらに、直接肩関節には

 くっついていない外側の筋肉が、内側の筋肉の替わりに肩関節を

 支えようと働いた。

・その結果、本来、肩関節を支える役目ではない外側の筋肉にも負

 担がかかりすぎ、外側の筋肉も「使いすぎ」で炎症を起こすことに

 なった。

要するに、「使いすぎ」、「練習のしすぎ」なのである。

「使いすぎ」で肩関節の周囲の筋肉が、内側にあるものも、外側に

あるものも、炎症を起こしてしまった。そのため肩で何かを支えるよ

うな動作ができなくなってしまっているわけである。

主治医は「大事はない」と言われたけれど、それは「取り返しがつか

ないようなことにはなっていない」という意味ではあったけれど・・・・

理学療法士の説明を聞いて、まだ13歳という年齢を考えれば、かな

り大変な肩の故障だということはわかった。

その後、今後理学療法や運動療法を担当してくださるトレーナーと

打ち合わせをして、次回の予約をとってから帰途についた。

息子は、「よかった、と言っていいのか、大変だ、と言っていいのか、

よくわからないね。」と、ことの大事さをわかっていないらしき発言を

しており、頭が痛くなった。

本人が理解しないとどうにもならないのに・・・・困った・・・・

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息子の肩、精密検査結果

8月27日は、息子のMRI検査の結果を聞きに行く日だった。

息子は、日常生活には支障ない程度に回復していた。

もしかしたら、このまま何事もなく治ってしまっていてくれない

だろうか・・・などと、期待している部分も私の心にはあったが・・・・

しかし、空手、水泳、アーチェリーと、複数のスポーツをやって

いる息子にとって、肩に不安を抱えたままでいることは、本格的

に肩を壊してしまいかねない危険がある、今回の故障をきっかけ

に、きちんと治療を受けて治してしまわなければ・・・と、思い直す。

夕方、MRI検査の結果を聞くために、車でスポーツ整形外科に

向かった。

息子は、車の中で黙り込んでいる。

1時間ぐらい待って、名前を呼ばれて診察室に入る。

肩の専門医だという主治医は、PCの画面上に映し出されたMRIの

画像をじっくり見ている最中であった。

「大きな問題はないです。肩のどこかの部分が損傷して壊れている

とか、取り返しのつかないようなことは起きていない。」

主治医の第一声は、私を安堵させた。よかった~。

しかし、主治医の話には続きが・・・

「ただ、画面上も肩の筋肉が真っ白に写っており、これは炎症が起き

ている、まだ続いている、スポーツをお休みしてみても治っていない、

ということを意味します。」

(確かに、肩の外側部分が真っ白になっている。=水がたまっている

=炎症がおきて腫れている)

えっ、では、どうしたらいいのでしようか????

「まだ痛みますか?」

息子が、生活は支障がないけれど、腕立て伏せを20回ぐらいやって

みたら、その後、かなり痛くなってしまった・・・と答えている。

「まだ若いのに(というか、子どもです、先生・・・)、そうしょっちゅう痛

みがでているようでは、この先困るでしょう。

リハビリの先生にもよく診てもらって、何度も炎症が起きたりしないよ

うに、肩の筋肉を強化するリハビリをしてもらいましょう。

では、2階のリハビリ室に行ってください。」

そういうわけで、息子は、生まれて初めて、本格的なリハビリテー

ション(理学療法・運動療法)を受けることになった。

カルテの表紙を覗き込むと、傷病名として「肩筋挫傷」と書かれて

あった。

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2008年8月24日 (日)

息子、MRI検査を受ける

昨日は、息子のMRI検査の日だった。

息子は、ちょっと緊張気味、行く道すがら、無口だった。

MRI検査は痛くなったりしないけれど、1時間近く同じ姿勢で

いなければならないっていうのが、若干多動気味の十三歳の

男の子にとっては、考えるだけでつらいことらしい。

病院についてから、待つ事30分、名前を呼ばれた息子は、

検査着に着替えてから、MRI検査室に入っていった。

私は、何もできないのだが、といって、やっぱり落ち着かず、

検査室前の廊下の椅子に座って、検査が終わるのを待つ

ことにした。

椅子に座って待っているだけでもかなりつらくなってきたのが

30分経過ごろ・・・息子は大丈夫だろうか???・・・不安・・・

1時間経過して、検査室の扉が開くと、目もうつろな疲れ果て

た息子の顔が見えた。

検査着の背中が汗でぬれている。

自分の服に着替えて戻ってきた息子は、長いすの私の隣に、

どうっと倒れこむように座った。

「じっとしているのも、すごい運動なみにつらいことがわかった

よ。あまりつらくて、途中で気絶したよ・・・」とぶつぶつ言ってい

る。それって、退屈で眠ってしまっただけなんじゃあ・・・と思った

が、息子はそれだけしゃべると黙りこくってしまったので、私も

黙っていた。

結果は、27日の水曜日に診察を受けに来て聞くこととなった。

息子は、故障に懲りたというよりは、故障にまつわる治療や検

査に懲りたらしく、もう今後は、故障しないように注意して練習

しようと心に決めたらしかった。

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2008年8月20日 (水)

肩の故障・・・精密検査となる

今日は、息子が合宿で練習に熱がはいりすぎ、故障してしまった

左肩の経過観察のため、スポーツ整形外科に通院する日だった。

日常生活については、何も問題はなくなっている。

しかし、スポーツができない。スポーツをすると、左肩が痛む。

まだ完全には治っていないと思われる。

医師は、「ふ~む」とうなって、考え込んでしまった。

空手や水泳、他のスポーツもすべてお休みしていることを話すと、

医師は、「一度きちんと調べてみましょう、筋肉がどうなっているの

か、今、無理してしまってよいものかどうか判断するために」と言わ

れた。

というわけで、息子は、中学二年生にしてMRI検査を受けることに

なったわけである。

私が初めてこの検査を受けたのは、つい最近になってからである。

スポーツ障害の治療のためとはいえ、13歳の子どもが検査を受け

られるほど、MRIもよく普及したものである。

すべてのスポーツを休んでいる息子は、少しだけぽっちゃりしてきた。

鋭角的でなくなった横顔に、幼い頃の面影が見え隠れするような気

がして、ぽっちゃりもたまにはいいなぁ、などとしみじみ眺めてしまっ

た。

故障のことをついつい忘れ、のんきに昔を懐かしむ母でありました。

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宿題・・・やっとスパート

毎年のことである。

もっと早くに始められないものかと、不思議になる。

決まって、20日頃がスパートというか、スタートである。

中学二年生にもなった子どもに、宿題は始めた?どこまでやった?

と毎日(口に出して)訊くわけにも行かず・・・・

忍耐力の勝負。

もっとも、勝負しているのは親の方だけで、息子はただ単に、宿題の

ことなんか、頭から抜け落ちているだけなのかもしれない・・・・

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2008年8月10日 (日)

息子が合宿から帰ってきた・・・

白馬の合宿先から、電話一本、メール一本よこさなかった息子が、

8月5日に帰ってきた・・・

のだが、練習のし過ぎで、左肩を故障して肩があがらない状態で

の帰還だった。

症状としては私の四十肩と良く似ているが、理由が違う事は明ら

か・・・さっそく翌日、近所のスポーツ整形外科に連れて行った。

診断内容は、やはり「肩の腱鞘炎のごときもの」とのこと。

肩の酷使が原因で筋を痛めており、骨には異常なしである。

息子が、合宿所で真剣に練習していたことだけは確かなようだ・・・

しかし、8月10日の試合には、痛み止め薬を飲んでも出場すると

いう。医師も試合だけでそれ以外には安静にしているように、と

許可してくれた。

まだ13歳、今から肩を故障して癖になってしまったら・・・と心配は

あったのだが、医師の許可も出ているし、試合のために故障する

ほど合宿で練習してきたことを思って、好きにさせるしかない、と

試合に行かせることにした。

結果は・・・自己ベスト成績に対して、肩を故障しているなりの成績

に留まったことは、やむをえないと思おう。

本人は試合に出ることに意義がある、というタイプなので、惨敗に

もめげずに、試合場ではうれしげにしていた。

本人がうれしかったなら、まあ、成績如何によらず、これでよかった

んだろうなぁ。

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2008年7月31日 (木)

息子の合宿

息子が合宿に行って、今日で3日目・・・7泊8日の大合宿である。

親は、猛暑にうなっているが、息子たちは長野県の高原で、涼しく

過ごしているはずだ・・・

出発前夜は、うれしさのあまり、3時間ぐらいしか眠れなかったと

言いながら、全然眠そうでもなく、明け方から元気ハツラツだった。

それにしても、きっと親のこと、家のこと、すっかり忘れ果てて、

楽しさ100%の日々をすごしているのだろう・・・真っ黒に日焼けし

ながら・・・

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2008年7月 7日 (月)

「友だち」の定義

「友だち」という言葉に、どれだけの重みを持たせるか、

人それぞれまったく違うのだろう。

私のことはさておき、息子のことである。

息子における「友だち」とは、ほぼ「終生の、生涯の友」

レベルの重みをもつ。

それなので、「友だち何人いますか?」なんて、学校で先生

から質問されようものなら、「いません。」と答えるはめに

なってしまうのだ・・・

ふつーに客観的に見ていて、友だちがいないようには見え

ない。クラブの友だち、クラスの友だち、仲良くしているよう

に見えている。ただ、彼の「友だち」の定義が重過ぎるだけ

なのだろう。そのおかげで、毎年、担任の先生にいろいろ

ご心配をかけ、お気遣いいただくこととなって、誠に申し訳

ない。

ところが、である。

今日、息子が、唐突に言ったのだ。

「友だち、見つけたかもしれない。」

私は、その言葉を聞けて、涙が出そうになった。

「よかったね。」そう返事したけれど、涙をこらえたら、変な声

になってしまった。

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2008年6月 2日 (月)

Wiiついに買う

ついについに、満を持して???Wiiを買ってしまった。

実際は、やっと決心がついただけなんだけど・・・

しかし、もうすでに、夫も、私も、息子も、すっかりはまっている。

買ったその日に、夫と私は熱く対戦し、後から、夫の病状が

心配になったぐらいであった。

買ったソフトは、Wii Fit と Wii Sport 、はじめてのWii。。。

夫と私は、もっぱらWii Fitで、自分自身の能力を競い合う形式

なのだが、息子は違う。熱さが違う。

Wii Sport で、テニス、ベースボール、サッカー・・・と直接対決

を申し込んでくる。

年齢を考えてくれぇ~と悲鳴を上げたくなるほどの連打であって、

もう、私はヨレヨレになった。前向きに言えば、良い運動になった。

いやぁ~、ついつい本気になってしまいましたねぇ。

大汗もかきました。

病人がいて、なかなか外出しづらい我が家にとって、運動不足

解消のためにも、ストレス解消のためにも、噂以上に有用な

しろものであるといえる。

もっと早く買えばよかった~~~。

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2008年5月25日 (日)

息子の定期検診(喘息のため)

息子は生まれてすぐ、アトピー性皮膚炎になってしまった。

体質、環境の影響もあるが、私の無知も原因の一つである。

子どもが生まれて、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーだと

わかってから、初めて、慌ててアレルギーについて勉強を始

めた。

正直、妊婦のうちに勉強しておくとよかったこともたくさんあり、

しかし、初めて親になる小娘は、そういう勉強をしておくと良い

ことすら知らなかったのだった。

これは、妊婦健診とか、母親学級とか、妊娠中に行われる、

公的制度の中で、プレママが自然に勉強できるようになって

いるといいなと思ったものだ。

今はなっているのかもしれないが・・・・

息子は、アトピー性皮膚炎が治っても食物アレルギーは残って、

食物アレルギーもほぼ良くなってきた頃に、喘息を発症した。

そして、今も、2~3ヶ月に1回、喘息の定期検診のため、かか

りつけ医に通院しているのだった。

で、5月21日(水)は、その定期通院日だったので、息子の塾が

終わってから、夜間の部の診療時間の終わりも近く、病院まで

クルマをぶっ飛ばして行った。

そして・・・・病院というところは待たされてしかるべきところ、

「救急車が来て、小児科の医師はそちらに行きました。しばらく

お待ちいただくことになります。お待ちになれない方はお申し出

ください。」

と看護師さんが叫んでいる。

なんと・・・・

ダイレクトに「長らく待つ」と宣告を受けてしまったものだ・・・・・

でも、耐えるしかないのだ患者は。医師は一人なのだから、緊急

の患者のところに行ってしまうのはやむをえない。

理屈はわかっているんですけどね、気持ちとしては、「あ~あ」で

あるのは許されることであろう。

まあ、「あ~あ」な時間を延々と過ごした後、診察を受け、薬を受

け取って、病院から、自宅そばに借りている駐車場まで、国道を

レーサー並に飛ばして帰った。

月がもやっていて不可思議な見え方をしているなぁ、と思いながら

走っていた。

そして・・・・

駐車場からマンションまで、息子と一緒に「待ち疲れた」「待たされ

疲れた」とぶーぶー言い合いながら歩いていると、目の前に金色

に輝くものが見えた。

まさか、そんな、さっきはもやっていたのに・・・・

黄金に輝く月だった。本当に美しかった。

息子と並んで立ちつくしたまま、ずーと眺めていた。

しばらくして、息子の声で、はっとして目がさめたような気分だった。

息子は月を見つめたまま「いいものを見させていただきました」と、

月にお礼をしていたのだ。

お礼したくなるほど、美しくて、神々しい月の姿だったのだ!!!

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