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2008年2月 8日 (金)

兄弟

先日、千葉が大雪だった日に、夫の実家全員、といっても、

義父、義弟、義弟の奥さんの3人なのだが、お見舞いに来

てくれた。

夫自身が病院から外泊許可をもらって帰宅していたので、

せまく、かつ、とっちらかった我が家に来ていただくことと

なった。

本当にごめんなさい・・・・座っていただく場所すら、あるよう

なないような状態のところに・・・

しかも、新幹線が雪で遅れており、在来線もダイヤが乱れて

いるから、到着が予定より遅れ、かつ、少し早めに帰ります

ということで、我が家にいてもらった時間は1時間と少しばか

り。。。

義父は、長男である夫の顔を見つめているだけで、ほとんど

何も話さなかった。もともと、思い切り無口な人ではあるので、

うまく言葉がでなかったのだろう・・・

夫と義弟は、病気の内容、治療の内容、かなりつっこんで話

込んでいたから、義父は黙ってその内容を聞いていたのだと

思う。

ではまた来るね、と義弟が立ち上がり、みんな立ち上がって、

お見送りの態勢になったところで、義弟が振り返って夫の目

を見つめた。

ものすごく力のある目線だったので、一瞬しんとした・・・・

「祈っているから・・・本当に祈っているから・・・だから・・・・」

それ以上言葉にならないようだった。でも十分だった。

彼が、毎日のように、必死に兄の治癒を祈っていてくれること、

その祈りの気持ちの強さ、兄が病気を克服してくれることを

願う強さ、いろいろなことが、十分すぎるほど伝わってきた。

私は胸がいっぱいになり、頭は真っ白になり、夫が何か答え

たのか、何も記憶がない。

雪が降りしきる中だったので、病人である夫は玄関までのお

見送りとして、私と息子が、タクシーが停まっているマンション

の入り口まで見送りに行った。

「兄さんのことを頼みます。」「お父さんのために必死で頑張っ

てあげて。」

私と、息子に、言葉をかけ、頭を下げ、タクシーに乗り込んで

帰路につく直前まで、兄のことを思い続けていた義弟。

私の方こそ、涙がこぼれそうだった。

そして、少し羨ましくもあった。

4歳違いの兄弟、けんかだってしただろうし、両者とも結婚して

からは、必ずしも頻繁に行き来していたわけでもない。

しかし、彼ら兄弟2人は、太く、強く、熱い、絆で結ばれている

ことをあらためて感じさせられたのであった。

遠いところ、大雪の中、本当にありがとうございました。

心から感謝しています。

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