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2007年10月15日 (月)

母の家の片付けつづき

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人が住んでいなくても、か、住んでいないから、か、

わからないが、とにかく、母の家中の「ほこり」を

なんとかする必要がある。息子も姪も喘息発作

を起こしてししまう。

その程度の判断は、感傷ワールドの住人である

実務能力が消滅した私にもできる。

サッサを買ってきて、片っ端から拭いていく。

涼しい日であるにも関わらず、すぐに汗が流れる。

これは、一人工一日の仕事ではない。チーム対応が必要だ・・・・

ダスキンサービスとか、お掃除サービスのプロに一度徹底的にやってもらって

からの方がいいだろうか?

母は3LDKに一人で悠々と暮らしていたから、結構広い。

かつ一人暮らしなのに、なんでなんでなんで、こんなに荷物が多いのぉー?

と、掃除を始めていくらもたたないうちに、一人でやり抜く気力も体力もすっかり

萎えしまった私であった。

ふと、ピアノの上に目がいった。

ピアノの上に置いてある、あるもの・・・・写真上です。

そして再び、私は、思い出と感傷のワールドへとワープ。

(だめだ、私、掃除・片付け人失格、使えん奴だ・・・・トホホ)

これは、息子が、家族3人(夫・私・息子)で外房の海に海水浴に行ったときに、

どうしてもおばあちゃんにお土産として買って帰りたいと言い張って、買って

帰ってきたものである。

息子が、なぜ、「この」おみやげ、つまり、上の写真、にこだわったか?

その理由は、下の写真にある。

上と下は、よく似ている。

下のものは、息子がはじめての小学校の遠足で、両親に買ってきたおみやげ。

ひとつ500円、おこづかいが1000円だったので、ふたつしか買えなかったのだ

そうだ。

息子は、かなり長い間、おばあちゃんの分が買えなかったことを、気にしていた。

そして、しばらくして、外房千倉の道の駅である潮騒王国のお土産やさんで、

よく似たものを目にした彼は、たぶん生まれて初めて、「これ買って、これ買って」

と店の中で騒ぐ、わがまま小僧と化した。

普段、わがままを言わない小僧なので、聴いてみれば理由も理由だしで、結局、

親が買ってやって、息子が祖母に渡したのだった。

母の家には、ちびっこだったころの息子の思い出もいる。

いたるところに、母の生活の痕跡、父の思い出の品、母の家に長居すると、

もう戻れない思い出だけの世界に行ってしまいそうになる。

母がいて、30年以上前に亡くなった父がいる。そして、小さかった頃の息子がいる。

父と母の遺影の前で、このままここで眠って、この世界で生きて行きたい、もう

目覚めなくてもいいような気がしてきた。

でもそこには、今の、成長した、そしてこれからも成長する息子と、打ちのめされて

立ち直れない私をひたすら心配し続けてくれる夫はいないのだ。

両方の世界の重なる部分で生きていければよいのに・・・・しかしそれはファンタジー

であって現実ではない、そこのところがときどきわからなくなる私・・・・

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