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2007年8月22日 (水)

見浜園にて思う

息子の宿題は、いよいよ佳境に差し掛かってきた。

はっきり言って、どれも創作系課題で、私から見てかなり

難易度が高い。親が手伝うどころではなく、叱咤激励する

ことしかできない。もっとも去年までは叱咤激励どころか、

どんな宿題が出ているのかすら、正確には把握できてい

なかった。

産んだだけの母親とは、去年までの私のことであろう。

さて、今年の美術の宿題は、「日本庭園の写生」。

猛暑を通り越して酷暑だと言われる中、日本庭園通いは

始まった。

千葉市美浜区の海浜幕張公園の中に見浜園という、なか

なか凝った造りの日本庭園がある。一歩外はもう幕張の浜、

要は真夏の海である。サーファーが、水着の親子がうろうろ

している。一方、我々、正しくは私は日焼け防止の完全防備

態勢である。皆が、妙な顔をしているような気もしたが、構っ

てはいられない。息子は大きなスケッチブックと水彩絵具セット、

2Lの水のペットボトルを抱えている。

晴れた日の日中は、暑さのあまりかげろうがたっているのか

、自分の意識が朦朧としているのか、あたりの景色がゆらいで見える。

中学生の宿題に親がついて行くのか、

過保護なのじゃないか、意外に教育ママなのね!、などと言う

まわりの声もあった。私もその通りだと思うし、できれば真夏の

日本庭園には行きたくはなかった。

しかし、初日、息子一人で行かせてみて、これは12や13歳の子ども

には酷ではないかと感じたのだ。

あまりにも暑くて、というより熱くて、一人で自分を励ますにも限度が

あるのではないかと。

二日目、三日目、と、暑いとへばっているのを励ましたり、途中で

庭園内のお茶室で抹茶を飲んだりしながら、無事に絵は完成した。

題は「見浜園の夕焼け」。

外国人の方がたくさんいらしていて、何人かから話しかけられたが、

英会話教室歴6年の息子は、ろくろく挨拶もできず戸惑うばかりで

あった。あー情けない。


こんな近くにこんなに感じの良い日本庭園があるなら、母を連れて

来てあげればよかった、得意の俳句でもひねったかもしれない。

「母に詫びたきこと幾つ」。

詫びたきことは日々増えていくばかりなのであった。

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