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2007年7月24日 (火)

四十九日法要

死体検案書によれば、母の死亡推定日時は2007年6月10日

頃となっている。「頃」なのだから、もしかしたら6月9日なのか

もしれない。本当のところは誰にもわからない。

このことは、私にとってかなりつらいことのひとつである。

とはいえ、人の世の倣い、各種手続き、段取り上、一応「死亡

日」というものを特定しておかないと、いろいろなことがスムー

ズに進んで行かないことになってしまう。

だから、母の死は2007年6月10日としてすべてが粛々と進め

られていく。

ということで、四十九日法要である。

6月10日を起算日とすると7月28日が四十九日であるのだが、

諸般の事情により7月21日に行うこととなった。

前回書いたとおり、息子は合宿に行っているため、法要には

出られなかった。中学にはいって初めての部活の合宿と、大

好きな祖母の四十九日法要、息子はどちらかを選ばねばな

らなくなった。彼にとってどちらも大切であろうことはわかりき

っているから、酷なようだが本人に決めさせることにした。

結論は先に書いている通り、息子は合宿に行ったのである。

息子が合宿に行くことに決めたとき、どのように考えて決めた

のかきいてみた。

四十九日法要には出ないと決めた息子に対して、私の声は

少しとがっていたかもしれない。

しかし、息子の答えは、実にさっぱりしたものだった。

「おばあちゃんは、合宿に行きなさいい、って言うと思うから。

おばあちゃんて、人とのお付き合いとかすごく大事にするん

だよね。」

たしかに、偲ぶ思いの強さ、深さは形式の問題ではない。

以前、母は、母の母(私の祖母)の法要の際に、

「どこにいても、どんな状況にあっても、亡くなった人を偲ぶ

ことはできる。法要は形であるけれど、大切なのは気持ちで

あるはず。」

と言っていたように思う。

息子はそれを覚えていたようだ。もう数年前のことなのだが・

・・そして、息子は白馬に向かい、四十九日法要には出席し

なかった。

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